1.テーマ
電子ジャーナル購読をめぐる課題 -サスティナブルな学術情報流通のために-
2.趣旨
近年の電子ジャーナルの価格高騰や国立大学運営費交付金の削減によって、電子ジャーナルのアクセス維持が困難となっている。電子ジャーナル購読をめぐるさまざまな事例を会員館で共有し、課題を洗い出して議論することを通して、会員館が今後電子ジャーナルの継続的・安定的な整備を進めるにあたり、どのような点を考慮して進めるべきなのかを考えるためシンポジウムを開催する。
3.主催
国立大学図書館協会
4.会場及び開催日時
東京大学大学院理学系研究科・理学部 小柴ホール
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
アクセス:https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/map/map01.html
平成29年12月21日(木) 13時 ~17時 (受付12時30分~)
5.対象
国立大学図書館関係者(原則として館長・副館長および部課長級職員)
定員150名
※お申し込みは各大学2名までとします。定員150名を超えた場合は、選考させて頂く場合があります。そのため、2人目は参加できない可能性もありますので、ご了承願います。参加の可否は、申込みを締め切った後決定し、参加できない方のみ12月8日(金)までに、事務局より連絡先メールアドレス宛ご連絡します。
6.参加申込
参加希望者は、下記の要領でお申込みください。
〇参加申込書
(期限) 平成29年12月1日(金)17時必着
(電子メール件名) シンポジウム参加申込み
(申込内容) 電子メール本文に以下の内容を明記してください。
・申込み順位 1 又は 2
・氏名(ふりがな)
・所属
・職名
・連絡先メールアドレス
〇申込先・問合せ先
名古屋大学附属図書館
(学術資料整備委員会事務局)
E-mail tos-syomu[at]adm.nagoya-u.ac.jp [at]は、@に置き換えてください。
TEL 052-789-3666
FAX 052-789-3693
7.プログラム
12時30分 | 開場、受付 | |
13時00分 | 開会 | ■挨拶 久留島典子 (国立大学図書館協会会長) 文部科学省 研究振興局参事官(情報担当)付 学術情報整備室 ■趣旨説明 木下聡 (名古屋大学附属図書館事務部長) |
13時20分 | JUSTICE報告 | 「出版社交渉の状況および今後の交渉強化向けて」 細川聖二 (東京大学附属図書館情報管理課長/JUSTICE運営委員会委員) |
事例報告(1) | 森一郎 (新潟大学学術情報部学術情報管理課長) 大元利彦 (岡山大学附属図書館事務部長) 宮崎知子 (鳥取大学学術情報部図書館情報課主任司書) |
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14時30分 | 休憩 | |
14時40分 | 事例報告(2) | 米津友子 (名古屋大学附属図書館情報管理課課長補佐) 米澤誠 (京都大学附属図書館事務部長) 坂本祐一 (大阪大学附属図書館学術情報整備室室長補佐) |
学術資料整備委員会電子ジャーナルワーキング:モデル化中間報告 | 山根博 (広島大学図書館部図書学術情報企画グループリーダー) | |
15時40分 | 休憩 | |
16時10分 | パネルディスカッション | ■コーディネーター: 寺本康俊(広島大学図書館長) ■パネリスト: 森一郎 (新潟大学) 森仁志 (名古屋大学附属図書館長) 米澤誠 (京都大学) 坂本祐一 (大阪大学) 大元利彦 (岡山大学) 尾崎文代 (鳥取大学学術情報部図書館情報課長) |
挨拶 | 森仁志 (名古屋大学附属図書館長) | |
17時00分 | 閉会 |
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8.参考文献
電子ジャーナルの値上がりやオープン化の経緯・課題等の現状認識として、久留島典子会長(東京大学附属図書館長)が2つの資料を公にしています。
本シンポジウムの参加に先立ち、ご一読いただくことをお薦めします。
1) 久留島典子. "危機に瀕する学術誌~商業化・電子化・オープン化に伴う諸課題". 日本学術会議主催学術フォーラム「危機に瀕する学術情報の現状とその将来」. 東京, 2017-05. (online)
https://doi.org/10.5363/tits.22.9_54
2) 久留島典子. "危機に瀕する学術誌~商業化・電子化・オープン化に伴う諸課題". 学術の動向. 22(9), 2017, p. 54-59.
9.その他
1)参加費は無料ですが、参加に要する旅費等は、参加者の所属する大学等の負担となります。
2)当日連絡先
国立大学図書館協会事務局
東京大学附属図書館総務課企画渉外係
TEL 03-5841-2612, 2613