1. テーマ
オープンサイエンス時代における<場>としての大学図書館:事例から見るライブラリー・スキーマ
2. 趣旨
国立大学図書館協会では「国立大学図書館機能の強化と革新に向けて ~国立大学図書館協会ビジョン2025~」のもと、大学図書館の新しいあり方について議論を重ねてきた。ビジョンにおける「重点領域2. 知の創出:新たな知を紡ぐ<場>の提供」を受けた取り組みとして、「インタビュー・シリーズ 新たな知のケミストリー : LIBRARY 2025」における情報発信を通して、「場」としての大学図書館の効果的な活用についての事例を紹介している。国立大学図書館の多様な取り組み事例からは、「場」や「人」が触媒となって新しい知を紡いでいく大学図書館の姿を見て取ることができ、その根底からは「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方について(審議のまとめ)」でも言及されているライブラリー・スキーマのそれぞれの形が見えてくる。
本セミナーでは、「場」としての大学図書館の効果的な活用についての取り組み事例について、その根底にあるライブラリー・スキーマという観点からご紹介いただく。ついで、それらの事例報告、「審議のまとめ」や大学図書館員によるライブラリー・スキーマ検討の試みから見える様々なライブラリー・スキーマをもとにパネルディスカッションを行い、ライブラリー・スキーマの明確化についての議論を深めたい。
3. 開催日時
令和6(2024)年1月26日(金)13時30分~16時00分
4. 会場
オンライン (Webexウェビナー)
5. 対象
大学図書館関係者、および大学図書館の活動に関心のある研究者・学生等
6. プログラム
司会進行:赤澤久弥(総務委員会・人材委員会「ビジョン2025 重点領域2企画」担当者チーム、京都大学附属図書館利用支援課長)
- 13:30 開会(5分)
挨拶・趣旨説明:大山努(総務委員会、東京大学附属図書館事務部長) - 13:35-14:00 (25分)
事例報告:「名古屋大学『ライブラリ・メイカースペース』」(質疑応答を含む)[資料 (PDF)]
櫻井待子(名古屋大学附属図書館情報サービス課長) - 14:00-14:25 (25分)
事例報告:「東京学芸大学『未来の先生のためのラーニングコモンズ』とその未来」(質疑応答を含む)[資料 (PDF)]
高橋菜奈子(東京学芸大学附属図書館学術情報課長) - 14:25-14:50 (25分)
- <休憩 15分>
- 15:05-15:55(50分)
パネルディスカッションと質疑応答- 登壇者:
- 小山憲司(「2030デジタル・ライブラリー」推進に関する検討会委員、中央大学文学部教授)
- 日向良和(「2030デジタル・ライブラリー」推進に関する検討会委員、都留文科大学情報センター長兼共通教育センター長)
- 西川真樹子(京都大学附属図書館利用支援課長補佐/桂地区(工学研究科)事務部総務課長補佐)
- 田口忠祐(東京大学情報システム部情報基盤課学術情報チームデジタル・ライブラリ担当係長)
- モデレータ:成澤めぐみ(総務委員会、信州大学附属図書館管理課長)
- 登壇者:
- 15:55-16:00 クロージング(5分)
当日の動画(YouTube)は以下よりご覧ください。
7. 主催
国立大学図書館協会
(運営:総務委員会・人材委員会「ビジョン2025 重点領域2企画」担当者チーム)
8. 問合せ先
国立大学図書館協会事務局(東京大学附属図書館総務課)
E-mail: kikaku@lib.u-tokyo.ac.jp
(@は半角にして送信してください。)