令和6(2024)年度 AI時代における大学図書館の対応:課題と展望

1. テーマ

AI時代における大学図書館の対応:課題と展望

2. 趣旨

 「『2030デジタル・ライブラリー』推進に向けたロードマップ」(「2030デジタル・ライブラリー」推進に関する検討会)におけるAIを活用した取り組みの提示や、生成AIの普及などにより、大学図書館においてはAIへの対応の必要性が強く認識されている。加えて、画像解析AIを活用した図書館蔵書管理システムの開発や、生成AIを活用した図書推薦サービスの導入などの具体的な取り組みが国内外で実際に進められており、大学図書館の運営やサービスにおけるAIへの対応は、今や喫緊の課題となっている。
 本シンポジウムでは、まず人工知能技術の研究者からAIの最新の動向および大学図書館機能との関わりについて講演いただき、続いて、学習科学の研究者からAI社会における大学教育という視点で講演いただく。後半では、パネルディスカッションを行い、今後の大学図書館における課題と展望、および国大図協や各大学図書館での対応について議論を深めたい。

3. 主催

国立大学図書館協会 (運営:システム委員会、総務委員会)

4. 開催日時及び会場

日時: 令和7(2025)年3月10日(月) 14時00分~16時30分
会場: オンライン開催 (ウェビナー形式)

5. 対象

大学図書館関係者、および大学図書館の活動に関心のある研究者・学生等

6. プログラム(敬称略)

司会進行: 次良丸章(システム委員会、名古屋大学附属図書館事務部長)

14:00 開会(10分)
挨拶: 佐久間淳一(システム委員会委員長、名古屋大学附属図書館長)
趣旨説明: 次良丸章(システム委員会、名古屋大学附属図書館事務部長)[資料(PDF)会員用ページへリンクします]

14:10-14:50(40分)
講演「AIと大学図書館」[資料(PDF)会員用ページへリンクします]
大向一輝(東京大学大学院人文社会系研究科准教授)

14:50-15:30(40分)
講演「AI時代のリテラシー教育における大学図書館の役割と機会」[資料(PDF)会員用ページへリンクします]
美馬のゆり(公立はこだて未来大学システム情報科学部教授)

<休憩 15分>

15:45-16:25(40分)
質疑応答とパネルディスカッション
登壇者:
· 大向一輝(東京大学大学院人文社会系研究科准教授)
· 美馬のゆり(公立はこだて未来大学システム情報科学部教授)
· 生貝直人(一橋大学大学院法学研究科教授)[資料(PDF)会員用ページへリンクします]
· 坂井修一(総務委員会委員長、東京大学附属図書館長)
· 高橋菜奈子(総務委員会、総務委員会次期ビジョン策定小委員会委員長、新潟大学学術情報部長)
ファシリテーター:
· 嶋田晋(システム委員会、茨城大学研究・社会連携部学術情報課長)

16:25-16:30 クロージング(5分)

当日の動画(YouTube)は以下よりご覧ください。

  1. 挨拶・趣旨説明 会員用ページへリンクします ※会員館限定
  2. 講演「AIと大学図書館」
  3. 講演「AI時代のリテラシー教育における大学図書館の役割と機会」
  4. 質疑応答とパネルディスカッション

7. 関連展示

なし

8. 問合せ先

国立大学図書館協会事務局(東京大学附属図書館総務課)
E-mail : kikaku@lib.u-tokyo.ac.jp
(@は半角にして送信してください。)