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教員レター例
査読・審査拒否
_______様：
たいへん残念ではございますが、今後、 雑 誌 名 に 寄せられる記事への査読・審査をすることを辞退させていただきたくお知らせ申し上げます。
私がこの結論に至りましたのは、この雑誌に対する貴殿の価格理念が学 術研究を可能な限り広く提供するための基本的な学術価値とかけ離れていることによります。 雑誌の尋常でなく高いコストと、驚くほどの勢いの年間の価格高騰により、多くの同僚の 図書館ではもはや購入できなくなり、すっかり彼らの手の届かないものとなってしまいました。
貴殿は学術コミュニケーションの真なるものに触れることをなくして しまったように感じられます。明らかに学術の目標よりも利益を重んじている企業に 参加することは、私には道義的にできないのです。
さらに、現在、私の投稿や審査活動を通じて 雑 誌 名 の代わりに サポートできるような、入手可能な値段と、実質生産コストと付加価値（すなわち、 私や私の同僚の論文を可能な限り広く提供することを推進するためのコスト）に 関連付けられた明瞭な値上がり率を維持している学術誌を探しています。
学術価値に重点をおかれ、価格理念を変えられた際には、 是非お知らせください。
敬具
