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各教員または管理者との話し合い

最も効果的な主張は、教員や管理者との1対1の会話によって 成し遂げられることがあります。

あなたが伝えたい情報のいくつかは統計的なものでしょうから、 ミーティングを持つ前に、まずは相手にCREATE CHANGE Webサイトを見てもらうことをおすすめします。もしくは、 簡単な書面での資料を事前に送っておくのもよいでしょう。ただし、多すぎて相手に「宿題」を 与えてしまわないように注意しましょう!

1対1の会話では、説明することよりもむしろ聞くことに重点を おきましょう。まずは、説明したいことの要点を簡潔に述べ、質問や他の付随する説明などに 時間をさきましょう。考えていたすべての内容を話す必要は決してありません。

重要なことは、学術コミュニケーションが直面する危機に気づいて もらうこと、図書館と教員が共通の要因を抱えているということを認識してもらうこと、 そして学者・教員にさらなる情報を求めたり、彼らの同僚と当該案件について 話し合ったりする気をおこさせることです。T

乗り気がしなければ、あなたは何も「売りこむ」必要はありません。 たとえば、相手に編集委員を辞任するよう説得しようとしたり、手紙を書いたり しなくてもよいのです。通常、そういった行為に関することは、学者・教員によって 会話の中に出てくるものです。おそらく彼らは、「私にどうしてほしいとおっしゃる のでしょうか?」と言ってくるでしょう。それでも、特定の行為を彼らに求める 必要はないのです。他の教員が行った例や、CREATE CHANGE 教員向け Webサイトに掲載されている提案事項などを説明すればよいのです。

以下は、そのような話し合いがどのように進むのか、概略を 示したものです。

  1. 教員に、案件について話し合う時間をさいてくれたことを感謝します。
  2. CREATE CHANGE 教員向けウェブサイトを見てくれたか、または事前に 送った資料を見てくれたかどうかをたずねます。
  3. もし見てもらっていたら、彼らの感想、質問を聞いてみます。
  4. もし見てくれていなければ、簡単に案件の概要を説明します。 複雑な統計的な内容を口頭で説明しようとせず、後ほどそれらの情報を お送りするようにします。以下はあなたが取り上げるだろう案件の概略です。
    • 学術コミュニケーションは深刻な危機に直面しています。それは、 彼らや学生、同僚にとってのマイナス要素を含んでいます。
    • 彼らはすでに学術コミュニケーションのプロセスをコントロール できなくなっています。商業出版者が大きくその主導権を握っています。学術研究の価値は、 利益の最大化のために軽視されているのです。
    • 現行のシステムに代わる選択肢が存在します。
    • 彼らがより多くの情報を得、学内や学協会において同僚とこの案件に ついて話し合うことで、状況を救うことができるのです。

注意:聞くこと、答えは簡潔にすること。会話のひとり勝ちに ならないこと。

話し合いの最後に、教員に時間をさいてくれたことに感謝し、 もし必要であればさらなる情報とお手伝いを提供させてもらう旨を話します。たとえば、 教授会でのプレゼンテーションをさせていただきます、等。

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Create Change(米国) の後援は:

研究図書館協会(Association of Research Libraries), 大学・研究図書館協会(Association of College and Research Libraries),及び学術出版・学術資源連合(SPARC) によって行われ、 Gladys Krieble Delmas基金(Gladys Krieble Delmas Foundation) からの支援を得ています。

管理:国立大学図書館協議会事務局
デザイン:Kevin Osborn, Research & Design, Ltd.
更新年月日:平成14年6月26日